ダンスユニット“ねねむ”の近況報告。
主宰 陽茂弥のひとり言やら、メンバーの嘆き・告知など。
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ここのところよく、昔、観たある映画のシーンを思い出す。
長野の山奥の死者を守るお堂に生活する老婆の話なんだけれど。 「ひとが言ってくれる歳が自分の歳だと思うことにしております」 歩きが覚束ない状態での出演だったらしいのだけれど、となりのトトロのカンタのおばあちゃんの声で素敵な台詞をたくさん言ってた。 素敵な役者さんがたくさんでていて監督は「雨あがる」ってのもつくってた人なんだけれど、この作品は爽やかに吹きぬける風を感じられる作品にしたいと言ってたいたそうな。 よく 〜のげんちゃんと呼ばれる。 柏のげんちゃん、信濃町のげんちゃんとか。でも当の本人はあまり気にしていない。だいたいはまわりが固めようとしてくる。 それにたいして、ひとがどう自分という輪郭を捉えているのかを知るだけのことだと思う。 色んなことを質問されることがある。 何気ない、ふとした瞬間の淀みなく流れる音楽のような会話のなかで聞かれたら思わずさらっと答えてしまうこともあるが、僕がそれを答えることによって、相手が自分のなかでたんに確信を得たいようなそんなものに対してはなるべく答えないようにしている。 いや、正確に言うと自分に投げかけられたものにたいして僕は「言わないよ」って答えもひとつとして、その都度にちゃんと返しているつもりなのである。 聞く方はあたかもそれが「信頼」だと言わんばかりにあらゆる方法で聞き出そうとしてくる。そして僕はほとんどの場合、場の雰囲気も不味くしたうえに相手も怒らせておわっていく。 なんて僕は意地悪で優しくないんだろうな。 もちろん、言葉が嫌いなわけではない。好きな名台詞や歌、そういやこの間よんだ大福の熊坂義人さんのブログに載っていた詩も好きだ。 って、随分と話が横道に逸れていっちゃった?寄り道?道草? そんなものは後でまわりが好きに判断すればいいと思う。 だから今日は仮チラシが出来たって聞いたので夕方に西巣鴨へ陽さんに会いにいく。 チラシには絵や文字がある。 陽さんの詩も載っている。 公演のタイトルは「温風」であつかぜと読むらしい。 本番はどんな風が吹くのかは僕は知らない。訪れるひとがどう見るのかはさすがにわからないけれど、たくさんのひとに観てもらいたいから、僕は今日、西巣鴨へいく。 げん PR |
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ねねむ
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自己紹介:
2006年にダンサーの陽茂弥と、舞台美術家の井上のぞみを中心に結成されたダンスユニット“ねねむ”。
“ねねむ”に関わる人々の自由奔放なブログ。
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