何にもない１日

陽の鉄人じいさんが突然ポックリ死んでしまって、木曜日の夜仕事後から府中のじいさんばあさんちに泊まり込み、金曜日土曜日と通夜告別式。


とにかく毎日昼間っから深夜にいたるまで酒を飲み、さらになんだかんだで兎に角疲れきった３日間。

昨晩の帰り道なんか、普段15分で歩ける吉祥寺～僕んちまで30分以上かけてしまったし、今朝は久しぶりにゲロ吐いた。


今日は会社の方々のご厚意で、イベント中の忙しい時にもかかわらず「忌引き代休」なるものをいただき、ほとんど何も出来ずに１日過ごす。


おかげで風邪はずいぶんよくなりました。


あ、その死んだじいさんというのは、毎朝府中～羽田まで自転車で往復を欠かさず、山登りやスキー、書道や写真が趣味で、腕時計のあとが白くくっきりするほどこんがり日焼けしていて、飯は「ウマいウマい」と何でも食い、僕よりいっぱい食い、毎晩コップ酒一杯飲み、夜九時には眠る。


そんな鉄人じいさんだった訳なのですが、ホントに急に、風呂の脱衣所で倒れ、そのまま死にました。

86歳で。


残った足の悪いばあさんが少し心配だけど、陽気で豪華なばあさんだから、まだまだ生き続けるんじゃなかろうか。


まあ、今までよりもマメに顔見せに行ってあげなきゃな。


こんな僕のようなおっさんでも、かわいい初孫なわけですから。